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深い眠りから目が覚める。最初に白い天井に明るいライトが見える。眩しくて目が痛い。さらに頭の痛みで体が思うように動かない。何とか頭だけを動かして周りを見渡してみる。白い事務用デスクに、白い扉、さらには壁に不気味な絵まで飾ってある。自分の部屋でないことは確かだ。少しして頭の痛みが治まっていく。体をすぐに起こし、自分のおかれている立場を考え、なぜそうなったのかを思い出してみる。アニメ 抱き枕
確か、こうなる前まではバーにいたはず。仕事仲間の誘いだった。仲間と一緒に酒をジョッキで3杯ほど飲み干して、仲間に車で家まで送ってもらって、家についてすぐにベッドの上で横になって・・・記憶がそこまでしかない。 がんばって思い出そうにも、頭が痛くなってしまう。・・・考えるのはよそう。ベッドから立ち上がり、ドアまで小走りで駆ける。ドアノブを回したが、ロックがかかっていて開けられない。もう一度周りをよく見てみた。デスクの上には本が一冊置いてある。そして何故か、ペン立ても置いてあり、ペンと消しゴムが一つずつ中に入っていた。本を手にとって中を開いた。すると、中から紙切れが一枚落ちてきた。拾って確かめると、数独の問題が一問だけ書いてあった。これを解きなさいという事なのだろうか。デスクの前の椅子に座り、ペンを持って解いてみることにした。・・・しばらくして、なんとか解いてみせた。それにしても、先程より少し部屋の中が暑くなっているような気がする。解いた問題には太い枠が3つあった。そこに書いた数字に注目する。「3」と「1」と「4」。いったい何の数字なのかわからない。いや、違う。見たことがあるのを思い出した。確かこれは自分の誕生日だ。3月14日。東方 抱き枕 そうなると自分をここに閉じ込めた人も絞られてくる。自分の誕生日を知る人だ。仕事仲間にこの誕生日を教えたことがない。とすると、親戚か、もしくは過去に出会った人物になる。じゃあいったい誰なんだ!? PR |